深爪が歩行能力低下の原因に?足の爪を整えて、これからも軽やかに歩ける毎日に

こんにちは。

メディカルフットケア アンの畠です。

ブログをご覧くださりありがとうございます!

「白いところが見えてくると、つい短く切りたくなる」

そんなお声をよく耳にします。

けれども、深爪は、爪そのもののトラブルはもちろんのこと、歩行能力の低下を招くこともあります

ここでは、足の爪を健やかに保ち、いつまでも元気に歩くために、

適切な爪の長さについてまとめます。

目次

深爪がよくない理由

爪を短く切りすぎると、足の指先でしっかりと踏ん張ることが難しくなります。

実は、足の指の骨は先端まで届いておらず、爪がその代わりに指先を支えています

この支えがなくなると、足元が不安定になったり、踏ん張れなくなるので、

転倒のリスクが高まります。

爪の長さは見た目のきれいさだけでなく、「安全に歩く力」を守る大切な役割を持っています。

転倒を予防する、理想的な爪の長さと形

踏ん張る能力を保つための爪の長さは、爪が指先をしっかり覆っている状態が理想的です。

白い部分が残らないほど、切ってしまうのはNGです。

それを続けると、徐々にピンクの部分が短くなってしまいます。

現状の深爪の程度によりますが、白い部分は、2mmほど残すくらいがよいでしょう。

また、角を深く丸く切りすぎると、爪が皮膚に食い込みやすくなることがあります。

自然な四角い形(スクエアオフ)を意識すると、トラブルを防ぐ助けになります。

深爪を続けることで起こる変化

深爪や角の切りすぎを繰り返すと、爪まわりの皮膚が盛り上がり、爪の成長を妨げてしまうことがあります。

爪が分厚くなったり、食い込んで陥入爪を起こすリスクが高まります。

また、踏ん張る力が低下するので、地面からの力に負けて、爪先が反りかえってきます。

足の指を使わない歩行を続けることで、外反母趾などの足の骨格の変形も招きやすくなります。

爪を整えることは、歩く力を守ること

爪が指先をしっかり支えることで、地面を踏みしめる力が安定します

それは、「これからも自分の足で歩く力」を支えることにつながります。

爪を整えることは、ほんの小さな習慣ですが、

その積み重ねが、これからの暮らしを支えてくれる大切なケアになります。

ふと気づいたときに、今の爪の形を見つめてみるのもいいかもしれません。

フットケアサロンとしてできること

当サロンでは、医療や介護の現場での経験をいかし、巻き爪や陥入爪の予防ケアを中心に、足のお悩みに寄り添っています。

爪の形、歩き方、靴との関係などをていねいに見ながら、その方に合った方法で、足が快適に保てるようサポートしています。

爪の痛みや不安を感じるとき、「どこに相談すればいいか分からない」と感じたときも、

どうぞ気軽にお話をお聞かせください。

一人ひとりの足が、これからも軽やかに歩けるように

そんな思いで日々サポートを続けています。

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