【足の爪の役割】足の小指の爪はありますか?
ブログをご覧下さりありがとうございます。
看護師による安心、安全、安楽なフットケアで安定する足もとづくり。
メディカルフットケア アンは、歩くことにストレスを感じている方の足も気持ちも軽くして
どこまでも活き活き歩いてゆける身体づくりをお手伝いいたします。
お客様の足をみせていただくと
・足の小指の爪が米粒のように小さくなっている
・爪と皮膚の境目が分からなくなっている
・横をむいている
など、足の小指の爪のトラブルをお持ちの方が大勢いらっしゃいます。
手の爪は、物をつまんだり痒いところをかいたり、何かを剥がしたり、表舞台で大活躍。
それに比べると、足の爪は、その存在や有難さを感じることは、少ないかもしれません。
巻き爪などで痛みがある方は、「爪がなければ。。。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、足の爪は、足と身体の健康にとって重要な役割を果たしてくれています。
❖ 爪の役割
爪は、皮膚の角質層が変化したものです。
爪は身体の中では、小さなパーツですがなくてはならないものです。
爪の主な役割をみていきましょう。
出所:https://www.sunsorit.co.jp/shop/wellaging/peeling/skincare_column_18/
・物を上手くとらえる
指先の骨(末節骨)は、指の先端まで達していません。
それを補うために爪がついています。
物をつかんだり、触ったりするときに指の腹に力が加わりますが、爪がその力を受け止めることにより、その物を上手くとらえることができます。
爪がなければ指先はふにゃふにゃです。
そして、指の腹に加わった力を受け止めることがでず微妙な力加減もできなくなってしまいます。
爪があることで紙を数えたり、缶を開けたり、ペンで字を書いたり細かい動きができるのです。
手の爪が機能を発揮するとボールをコントロールよく、早く、遠くに投げることができます。
野球選手の田中将大さんはネイルケアしていることで有名ですよね。
これは、足の爪にも言えることです。
足の爪が機能を発揮することで力強く踏んばったり、蹴りだしたり、バランスよく安定して立つことができます。
・指先の保護
指先には神経が集中しています。
爪は、その神経を保護し指の感覚を鋭くしてくれています。
爪がふにゃふにゃではなく、硬いのもそのためです。
❖ もし足の爪がなかったら
足は、身体の一番下にあり全体重がかかります。
また、一歩ごとに地面からの衝撃も受け、きわめて負担のかかる部分です。
そのため、爪のトラブルは手よりも足に起こりやすいです。
足の爪がないと足の指の腹に加わった力を受け止めることができず、微妙な力加減もできなくなってしまいます。
そのため、うまく立ったり、歩いたり、走ったりすることができなくなります。
踏ん張ることもできません。
バランスをとりにくくなるため、ふらふらとします。
ふにゃふにゃのマットやトランポリンの上にいる感じです。
この状態でバランスを取り続けると余計なところに力が入り、足首や膝、腰、首など全身に影響します。
年齢を重ねるごとに他の部分の機能も低下してくるので転倒のリスクが高まります。
足の爪は、いつまでも元気に歩くために欠かせないパーツです。
❖ 足の爪のトラブルを予防する爪の切り方
足の爪を見てみましょう。
・「足の爪は真っ直ぐ上を向いていますか?」
・「足の小指の爪は小さくなっていませんか?」
・「爪を切るのが面倒で一気に深爪をしていませんか?」
足の爪のトラブルを予防する爪の切り方を実践して、いつまでも元気に歩きましょう。
爪切りでは、「四角形(スクエア)」をイメージして整えます。
・スクエアオフ
指の先端と同じか、やや長めに切り、両端の角を少しだけカットする。
スクエアオフは、爪が正しく機能する切り方です。
爪の先端が皮膚に当たったり、食い込んだりしない、トラブルを起こしにくい切り方です。
・深爪
爪の先端を深く切りすぎた状態です。
深爪は、地面からの力を十分に受け止めることができません。
地面からの力に負けてしまい、つま先の皮膚が盛り上がって爪が埋もれてしまいます。
陥入爪や肥厚爪など爪の変形も起こしやすくなります。
・バイアスカット
爪の両端を大きく斜めに切った状態です。
爪は、縦方向と横方向の繊維が3層構造になっているので
繊維に対して大きく斜めに切るとクルクルと内側に巻いてしまう性質があります。
爪の両端を大きく斜めに切るバイアスカットは、巻き爪などのトラブルを起こしやすくなります。
いつまでも快適に歩くためには、足の爪は欠かせません。
巻き爪、肥厚爪、爪が無いなどのトラブルがあり、どうしたらよいのか分からないという方は、始めはプロにお任せください。
正しい足の爪のケアで足が本来持っている機能を回復させましょう!
・予約の間隔を30分以上あけてお客様をご案内いたします。
・窓を開ける、空気清浄機にて換気と空気清浄に努めます。
・ドアノブなど手の触れるところ、床、ケアに用いる物品等の洗浄、清拭、消毒に努めます。
・施術者は健康管理に努めます。