メニュー
足の冷えを内側からあたためる2つのコツ 〜足に合う靴+たんぱく質で「めぐり」を育てる〜
寒くなってくると、
足先の冷えを感じる方がぐっと増えてきます。
- 「足が冷えてなかなか眠れません」
- 「靴下を重ね履きしています」
- 「つま先や足裏が紫っぽくなります」
中には、季節に関係なく一年中、
足の冷えに悩まれている方も少なくありません。

外から温めるだけではもったいない
靴下の重ね履きやカイロなど、
「外から温める工夫」をされている方は多いですよね。
もちろん、それも心強い味方ですが、
本当に大事なのは、身体の内側で“あたたかさ”をつくり出す力です。
その中心にあるのが「血液のめぐり」。
頭では分かっていても、
実際に「めぐりをよくするための習慣」を
続けている方は、意外と少ないように感じます。
足に合う靴で「めぐり」が変わります
この冬の冷え対策に、
「足に合う靴を履く」ことをぜひ加えてみてください。
足に合った靴を正しく履いて歩くと、
足の指までしっかり使った
“人間本来の自然な歩き方”ができるようになります。
足指がきちんと使える歩き方になると、
ふくらはぎや足先の筋肉がよく働き、
そこで生まれたポカポカした血液が
全身をめぐりやすくなります。

ただ歩いているつもりでも、
「足に合った靴」×「自然な歩き方」
がそろうと、
からだの内側からじんわり温まりやすい状態に近づいていきます。
「この靴、私の足に合っているの?」と思ったら
- 足に合う靴の選び方が分からない
- お気に入りの靴が、本当に足に合っているのか知りたい
そんな時は、
当サロンの「足の計測と靴の選び方アドバイス」で
足のサイズや形を確認しながら、
今の歩き方・靴との付き合い方を一緒に見直していきましょう。
ヒトにとって「歩くこと」は「生きること」。
いつまでも自分の足で気持ちよく歩けるよう、
足と靴と身体のしくみをお伝えしています。
食べ物からも、あたたかさをつくる
もうひとつ、
冷え対策としてぜひ意識していただきたいのが「たんぱく質」です。
食べ物をとると、
消化・吸収の過程でエネルギーが使われ、
からだの中で“熱”が生まれます。
これを「食事誘発性熱産生」といいます。
同じカロリーをとったとしても、
- たんぱく質のみの場合 … 約30%
- 糖質のみの場合 … 約6%
- 脂質のみの場合 … 約4%
といわれており、
たんぱく質は、熱を生み出す力が桁違いです。
だからこそ、
食事は「たんぱく質ファースト」を意識する
ことが、
内側からあたたかいからだづくりにつながっていきます。
お肉・お魚・卵、などのたんぱく質は、
安静にしていても摂取エネルギーの約30%が消費され、
その過程でじんわりと身体を温めてくれます。
じっとしているあいだも、食べたエネルギーの一部が
しっかり使われていくので、
冷え対策になるだけでなく、
むりのない体重コントロールの面でも
うれしいポイントになりますね。
できるところから、ひとつずつ
- 足に合った靴で、自然な歩き方をとり戻すこと
- たんぱく質を意識した食事で、内側から熱を生み出すこと
どちらも、毎日の中で続けていくほど、
足先の冷えやすさが変わっていく力になります。
冷えがつらい季節こそ、
“外から温める”だけに頼らず、
自分のからだの中であたたかさを生み出す習慣を
少しずつ増やしていけたらうれしいです🌿
