繰り返しできるタコやウオノメのセルフケア方法
「前回のケアで今は痛みはないのですが、今後も痛みが出ないようにセルフケア方法を教えて下さい。」
タコ、ウオノメのケア、2回目のお客様からご相談がありました。
タコやウオノメのケアでは、増殖して硬くなった角質を削り、ウオノメは芯を除去することで痛みが軽減します。
しかし、タコやウオノメができる根本的な原因の改善がなければ、すぐにタコやウオノメは再発し、また痛みが起こります。
根本原因は、人によって様々で、複合していることも多いです。
●足の変形(足のアーチの低下、開張足、外反母趾、ハンマートゥなど)
●間違った靴選び
●間違った靴の履き方
●歩き方のクセ
●姿勢
●ケガの既往
など・・・
そう言われてもご自身では、なかなか分かりにくいものです。
「足に良い」と広告されている高価な靴が、足のトラブルの原因になっていると思えなくてあたり前です。
そして、「足に合った、足に良い靴」が手に入ったとしても、「間違った履き方」をしている方が、大勢いらっしゃいます。
これでは、足に合っていない靴を履いているのと同じです。
足に靴をフィットさせるだけで、歩き方のクセが改善したり、片足立位のバランスが改善することが、多々あります。
ご自身の足のトラブルの根本原因がどこにあるのかを見極め見直すことで、足のトラブルを繰り返しにくくなります。
「足の計測と靴の選び方アドバイス」では、足のトラブルの根本原因を探ります。
タコやウオノメなどの角質トラブルのセルフケアとして、軽石でこすったり、フットファイルで削ったり、大胆に手でむしりとったり・・・
これらをやりすぎてしまうと、ますます硬く悪化してしまう場合もあります。
足のセルフケアの基本は、「足を見ること・触れること」です。
毎日、お風呂上りに保湿して角質を柔軟に保つケアが大切です。
私のおすすめは、ラードです。
ラードの成分は、ヒトの皮脂に近いため浸透しやすいです。
安価でスーパーで買えるので続けやすいです。
病院では、原因の追究までには至らないことが多いかもしれません。
今回のお客様も、痛みが出る度に皮膚科で削る処置を受けていたのですが、すぐに再発を繰り返していたそうです。
同じようにタコやウオノメでお困りの方、諦めないでどうぞご相談ください。