「私の足は幅広甲高だ」と思っている方の痛くならない靴の選び方
ブログをご覧下さりありがとうございます。
看護師による安心、安全、安楽なフットケアで安定する足もとづくり。
メディカルフットケア アンは、歩くことにストレスを感じている方の足も気持ちも軽くして
どこまでも活き活き歩いてゆける身体づくりをお手伝いいたします。
「私の足は、幅広甲高なので足に合う靴が本当にありません・・・」
と話されるお客様がおおいです。
靴を履くと指が当たって痛いから、できるだけ幅の広いものを選ぶ・・・
靴売り場で試着して、「これは、大丈夫♪」と思って購入
その靴を履いて外出するとすぐに痛くなり
とにかく早く脱ぎたいから、急遽、靴を買って履きかえる(涙)
以前の私はそんなことの繰り返しでした。
超細幅足の私も、昔は「私の足は幅広で、どんな靴を履いても痛くなる・・・」と思い込んでいました。
「私の足は幅広甲高だ」は間違った思い込み
立った状態で上から自分の足を見ると、べちゃっと広がって見えるので「幅広だわ」と思いがちですが、歩行の40%は、足が空中に浮いています。
その、空中に浮いている時の足の幅も靴選びには重要です。
出所:https://www.ottobock.co.jp/prosthetic_le/info/technical_term/
立って体重をかけた時の足幅と椅子に座って足を宙に浮かせた時の足幅を上から見くらべてみてください。
私の足は、こんなにも違う!
〈体重をかけた時〉 〈体重をかけない時〉
出所:2014年フットケア学会年次学術集会「フットケアに必要な靴の基礎知識」
出所:足囲測ろう!プロジェクト2018年集計
いろいろな集計からも荷重位(体重がかかった時)と非荷重位(体重がかかっていない時)のワイズのピークが3段階程度ちがうことが分かります。
宙に浮いて足幅が細くなった時に靴の中で足が動き、着地すると足が靴の前方へ押し込まれてつま先が靴に当たる(前滑り)。
これが、足が痛くなる原因です。
では、どうやってサイズを選べばいいのでしょうか?
「体重をかけた時の足囲だけでなく、体重をかけていない時の足囲も測って靴を選ぶこと」が、痛くならない靴選びのポイントです。
「足の計測と靴の選び方アドバイス」では、痛くならない靴の選び方をアドバイスいたします。
痛くならない靴と出会うためには、まず正しい足の計測が必要です。
・予約の間隔を30分以上あけてお客様をご案内いたします。
・窓を開ける、空気清浄機にて換気と空気清浄に努めます。
・ドアノブなど手の触れるところ、床、ケアに用いる物品等の洗浄、清拭、消毒に努めます。
・施術者は健康管理に努めます。