足水虫、爪水虫の予防法

こんにちは。

看護師による安心・安全・安楽なフットケアで安定する足もとづくり

メディカルフットケア アンの中谷です。

いつもご覧下さりありがとうございます。

 

梅雨入りは「水虫」の季節。

抵抗力が低下している高齢者は、特に水虫にかかりやすくなります。

お客さまのなかには、爪が変色していても気付いていなかったり、様子をみていたりする方がいます。

しかし、水虫は、重症化すると歩行に支障をきたすこともあるので、しっかり対応することが大切です。

 

 

【本記事の内容】

足白癬と爪白癬

水虫の治療

水虫の予防法

 

 

●足白癬と爪白癬

水虫は白癬菌というカビが引き起こす感染症です。

白癬菌が、足に感染すると足白癬(水虫)です。

足から感染することが多く、手や体にもうつります。

 

足に感染した白癬菌が爪に入り爪水虫になっている方も多いです。

爪水虫では、はじめ爪の先端や横が白濁したり黄色に変色します。

爪水虫が重症化すると爪が分厚くなり、もろくボロボロと崩れやすくなります。

当初は自覚症状はありませんが、爪が分厚くなると皮膚にくい込んだり、爪が靴に当たり痛みが生じる場合もあります。

爪がはがれてしまうと足の指の機能が低下し、踏ん張れなくなり、バランスをとりにくく歩きにくくなることもあります。

水虫は軽視されがちですが、水虫が原因で歩きにくくなり、生活が狭小化する懸念があるのです。

 

 

 

●水虫の治療

水虫には、抗真菌薬の塗り薬があります。

しかし、爪水虫(爪白癬)は、塗り薬だけではなおりません。

内服薬と塗り薬を併用する治療が必要になり、治療期間は、3~6か月かかるといわれています。

また、内服に先立っては血液検査が必要で、正常な方のみ内服が可能です。

内服中もときどき検査が必要で異常値がでると中止しなければいけません。

一度感染すると完治するまで大変ですので、日ごろから予防を心掛けましょう

 

 

●水虫の予防法

①毎日足を洗う

健康な皮膚であれば、足の皮膚表面に白癬菌が付着しても感染が成立するまでに24時間かかります

このことから、白癬菌が皮膚表面に付着しても24時間以内に足をきれいに洗えば、感染を予防することができます

足の洗い方は、石鹸を泡立てて足指の間や爪と皮膚の溝をやさしく丁寧に洗います

 

 

 

②足の水分を拭き取る

足を洗った後は、水分を拭き取ります。

足指の間もしっかり押さえ拭きして下さい。

 

③バスマットやスリッパは清潔に

バスマットは、毎日交換します。

家族内に水虫の方がいたら、共用は避けます。

 

④足に傷を作らない

足の皮膚に傷口などがある場合は、12時間で白癬菌に感染するというデータがあります。

かかとのヒビ割れや巻き爪などで傷を作らないようにします。

皮膚が乾燥しすぎると傷ができやすくなります。

②で足の水分を拭き取った後、皮膚が柔らかいうちに乾燥が気になる部分に保湿クリームを塗布します

 

⑤適切に爪を整える

足の爪が伸びていると、皮膚と爪の間に白癬菌のエサになる垢がたまりやすくなります。

キレイに見える足爪にも、想像以上に垢がたまっています。

 

 

深爪も足のトラブルの原因になりますから、足の爪は適切に整えることが大切です。

出所:https://makidume-tiryou.com

 

高齢になると自分で爪を切ることが難しくなるので、家族や介護者が定期的に足の状態を観察することが大切です。

 

水虫は軽視されがちですが、そこから他の菌が侵入しやすくなります。

糖尿病などの持病があると、些細な足の傷がきっかけで切断にいたる場合が多々あります。

いつまでも健康的に歩ける足を守るために、ぜひ今日から水虫予防を始めてくださいね。

 

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